楽器用語 : フェノリック(phenolic)とは

性格的に説明書は読まないタイプの人間なので、楽器を弾くようになって20年ほど経ちますが、楽器の作りや素材など、知らないことがたくさんあります。また知らない用語に遭遇しました。

「指版 : フェノリック」

普通指版には、エボニー(黒檀)や、ローズウッド(紫檀)などが使われることが多いのですが、「フェノリック」という木材があるのでしょうか?ちょっと調べてみました。

「フェノリック」とは、「フェノリック樹脂(フェノール樹脂)」という合成樹脂で、熱や衝撃に強いプラスチック素材のことなのだそうです。なるほど、いわゆる強化プラスチック素材なんですね。一般的にはさほど使われないようですが、グラファイト素材で出来ていることで有名な「スタインバーガー」や、他一部のギター、ベースなどで使われているようです。木材の指版と比べて、サスティンが伸びるのが特徴との事。かの有名なジャコパス(Jaco Pastorius)さんは、フェンダーのジャズべをエポキシでコーティングして、あの独特なフレットレスベースの音色・サスティンを得ていたのは有名な話。フェノリック指版はそれに近い効果が出るのでしょうか。

ちょっと話それますが、そもそもこの「フェノリック」って素材は、ビリヤードの球がこの素材で出来ているのだそうです。それはそれは強い訳です。金属製の巻弦で木材を摩擦して削れてしまうのは楽に想像できますが、ビリヤードの球を削ろうと思ってもなかなか出来そうにないですもんね。

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